ユーモアを交えたスピーチの楽しさを学んだ。(中1女子)
バッカーズ寺子屋と学校は、どちらも学ぶ場所ですが大きく違います。何が違うかというと先生が違います。第一に学校の先生は紙を見ながらしゃべりますが、塾長は絶対に紙を見ず、目の前にいる人を見ながら話します。第二は塾生に決定権を与えてくれることです。決定権をくれるのは私たちを信頼してくれている証拠だと思うし、信頼してくれているからこそ私たちはルールを破ったり、人に迷惑をかけたりしないよう行動しようとします。一方、学校の先生は私たちに決定権をくれたりはしません。だから生徒は自分の頭で考えずに、人まかせにしてしまうのではないでしょうか。このことがバッカーズ少年教育十原則の二つ目にある「自己責任とは」につながっていると思います。
入塾する前は長い文章を書いたり、人前でスピーチをすることがとても苦手で、特にスピーチは一生懸命原稿を作ってそれを覚えても、本番では緊張して文章を忘れてしまったり失敗することがよくありました。でもバッカーズ寺子屋では、今までとは違うやり方で、暗記せずにその場で感じたことを取り入れるスピーチを学びました。スピーチコンテストで仲間に聞いてもらい、競い合うことを繰り返すことによってスピーチをすることに慣れ、少し楽しさを感じるようにもなりました。
また、「原稿を作り、その原稿をなるべく正しく真面目に読む」のが学校のスピーチでしたが、バッカーズ寺子屋ではスピーチにも少しユーモアを交えて話すことを学びました。かたくるしい話をずっと聞いていても飽きてしまいます。でも少しユーモアを交えることによって、話を聞く側が飽きずに聞けると同時に頭に話の内容が入りやすくなります。私はスピーチをしていて、聞いている人が笑ってくれたり、うなずいてくれたりすると話しているうちに緊張もほぐれて嬉しくなるので、ユーモアは話す側と聞く側の両方にとって良いと感じました。自分が聞く側のときは、うなずいたり笑ったりしていこうと思います。